ONE TOHOKUは、人命救助を最優先に
ONE TOHOKUは、命の限界と言われる発災から72時間に特化し捜索救助活動を行う救助チームと、72時間を超えた後の災害救援活動を行う救援チームの2チームで構成されています。
メンバーは、消防士と各業界のプロフェッショナルで構成されており、日々の出動の中で培った知識、技術、経験を被災地での活動に生かしています。
【救助チーム】
US&R 大和
全国の地震災害に対し発災から1時間以内に出動し、人命救助活動を行います。
メンバーはUS&R(都市型捜索救助)技術に特化した隊員で構成され、命の限界と言われる発災から72時間以内に1人でも多くの人命を救出するために活動します。
US&R(都市型捜索救助)技術とは、Urban(都市型)Search(検索)And、Rescue(救助)の略で、大地震等の災害で倒壊した耐火建造物の瓦礫の下にいる生存者の位置の特定から救出までの一連の活動を示します。
【救援チーム】
RELIFE 東北
発災から72時間以内に被災地に到着し、被災地の支援活動を行います。
消防士をはじめとする各業界のプロフェッショナルならではの知識と技術、敷材を使用して、一般ボランティアの方々では困難な救援活動を行います。
ONE TOHOKU発足の経緯
2023年7月に秋田県で大規模な水害が発生しました。
特に秋田県五城目町の被害が甚大で、一刻も早く救援が必要な状況でした。
災害救援のプロ集団である技術系NPOと連携して、総勢300人近い消防士たちで災害救援に当たりました。
この出来事で、この活動が多くの国民の助けになる事に気付かされ、
「東日本大震災の激甚災害を経験してきた消防士だからこそできることがある!あの災害を経験した東北だからこそ、南海トラフ地震、首都直下型地震などの、これからお切りうる災害に対してできることがあるはず!」
との想いから生まれたのが ONE TOHOKU です。
ONE TOHOKUが目指すもの
毎年、全国各地で大規模な災害が発生している。
その度に多くの人命が失われ、また今もなお、多くの被災された方々が日常を取り戻せていない現状にある。
私たちは、発災時の捜索救助活動及び救援活動を通して少しでも多くの命を助けること、そして1日も早い生活の再建を目指しています。
団結せよ!東北!
これから起こりうる災害に
ONE TOHOKUはチーム一丸となり
高度な救助・救援を行います